神の島久高島の海ぶどう

　久高島とは

◆久高島とは◆

久高島とは、沖縄本島・南部に位置する安座真の港からフェリーで約20分程の小さな島です。
沖縄本島からとても近いにもかかわらずあまり観光地としては知られていません。
それには、訳があります。世界遺産に登録され、沖縄随一の名所で知られる『斎場御嶽』はご存じでしょうか？
本来は神に仕える人と王様だけが立ち入ることを許された、大変崇高な聖地です。
その聖地の最も神聖な場所から拝むもの、、、それが久高島なのです。そこは『久高遥拝所』と名付けられています。
それほどの神聖な場所としての位置づけが古くからありますから、人々は『神の島』と崇め奉り、
安易な気持ちで近づかない、希少な島なのです。

琉球創世神話の『アマミキヨ』が最初に降り立った場所としてや、五穀豊穣の源の地でもあります。
以前は12年に一度『イザイホー』というお祀りがありました。残念ながら後継者に恵まれず、
1978年以来その行事は途絶えていしまっています。

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◆福治洋子◆

このイザイホーで神人になった、最後の人が『洋子おばあ』なのですョ。
最後の神女さんなので、マスコミにも大人気です。